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8年前の修理

2025-01-30T15:00
修理した漆箸の比較



右側の写真
2017年のブログ記事「カジってしまった」 掲載の漆の箸。

左側の写真
8年間使いだいぶん剥げてきました。
かじってしまい折れ曲がった個所は、今でもしっかりとつながっています。

平面作品

2025-02-22T17:30
修理した漆箸の比較



ついに筆を置く時が来た。

1995年から20年かけて制作してきた作品を、どこかで発表したい。

そのためには、資料などを整理しなければならない。

田舎暮らしの本

2025-03-30T11:30
原稿

浄法寺を離れる前に、ある出版社の方から本の執筆を勧められました。
上手くいけば寂聴先生に帯文を書いていただけるかもしれないという話に心を惹かれ、挑戦してみることにしました。

102,232単語、400字詰め原稿用紙換算で256枚に及ぶ原稿を、とにかく書き上げました。 先生にお見せする前に妻に読んでもらったところ、冒頭が面白くないと言われ、妻が加筆修正を施しました。

先生からは、『この原稿は全てあなたが書いたものではないでしょう』と指摘を受けました。
この企画は立ち消えとなりましたが、この時を境に、漆の作品は全て自分で制作しなければならないと決意しました。

お茶椀

2025-04-27T19:00
飯椀

2017年3月20日のブログ記事「お茶椀」 でご紹介した乾漆のお椀です。

このお椀は2005年に制作し、翌年から使い始めました。外側は修理していませんが、内側の底の部分は一度傷んで修理をしています。

縁の部分にはひびが入り、これまでに3回ほど修理しました。矢印で示した箇所です。
同じ種類の樹液であれば、修理後の色合いも自然に仕上がります。

使い込んだ風合いを残しながら修理していくのが、私の考えです。

寂聴と戦争

2025-05-28T14:30 2025-06 -07 -08 -09 -10 -11
パンフレット

徳島県立文学書道館で開催されていた展覧会のパンフレットです。遠方で行くことができませんでしたので、パンフレットだけでもと思い送っていただきました。


NHKの朝ドラ「あんぱん」で、ちょうどこの時期の様子がうかがえます。寂聴さんがドラマの登場人物であるのぶのように教育勅語を信じていたことも、パンフレットにありました。


浄法寺にいた頃、図書館でアンパンマンの本やビデオを娘がよく見ていたのを思い出します。この世代の作家さんの多くは、戦争体験が表現の核となっています。

天台寺を世界遺産に

2025-12-17T17:30
ギャラリートーク
先日、日本橋高島屋にてギャラリートークを開催いたしました。
当日は、瀬戸内寂聴先生の元秘書である長尾玲子さんにもご登壇いただきました。寂聴先生が私に「天台寺を世界遺産に」とおっしゃった当時の様子を長尾さんがお話しくださると、その瞬間の鮮明な空気感が会場全体に広がり、私自身も深い感動を覚えました。
天台寺を擁するこの地域は、一万年にわたる祈りの継承、漆の歴史に刻まれた戦争の記憶、そして寂聴先生が説き続けた平和への誓いが重なり合う、人類にとって普遍的なテーマを象徴する場所です。
今回のトークで使用した「天台寺を世界遺産に」という想いを込めた資料パネルは、来年、同じく日本橋高島屋で開催予定の展覧会でも展示いたします。
次回は、私にとって初めてとなる「美術画廊」での開催です。漆芸家として、そして寂聴先生から想いを託された一人として、一人でも多くの方にこの地の重要性と漆の美しさに触れていただきたいと願っております。
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