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漆樹標本
2024-07-01T12:00
データは、東北大学植物園の鈴木三男教授による縄文時代の漆樹の同定研究結果です。年輪内の早材部分において、道管径が樹の成長とともに大きくなっているのが特徴です。
標本は 大森俊三さんから送られてきた種子と冬芽の付いた枝部分です。データと一致していることがわかります。
データーの無い中心部分は道管の径が早材部分と遅材部分が均一です。硬度も低く2年目以降と質的に全く違います。これは樹皮がゴツゴツしているものとそうでないものと共通の特徴です。
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