田舎暮らしの本
2025-03-30T11:30
浄法寺を離れる前に、ある出版社の方から本の執筆を勧められました。
上手くいけば寂聴先生に帯文を書いていただけるかもしれないという話に心を惹かれ、挑戦してみることにしました。
102,232単語、400字詰め原稿用紙換算で256枚に及ぶ原稿を、とにかく書き上げました。
先生にお見せする前に妻に読んでもらったところ、冒頭が面白くないと言われ、妻が加筆修正を施しました。
先生からは、『この原稿は全てあなたが書いたものではないでしょう』と指摘を受けました。
この企画は立ち消えとなりましたが、この時を境に、漆の作品は全て自分で制作しなければならないと決意しました。
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