三内丸山遺跡から発掘された漆の種と静岡県立大学のDNA分析結果
三内丸山遺跡のDNA分析に使われた大森清太郎さんの旧苗木畑
溝を切り、染み出た漆を掻き集める。成長も樹液の出方も遅い日本固有種の漆の木
漆掻き技術も日本独特です。
中国原産の漆の木です。葉と樹皮の形状が違います。樹液も分離しなく日本のそれとは異なります。
現在の漆木の分類
3系統に分かれている。野生種 栽培種 中国原種
遺伝子操作をして生産性を上げるための品種改良が行われている
漆の花粉は数十メートルしか飛ばないタイプ。同じ地域に雌雄両タイプの木がないと子孫を残せない。 左:雌木 右:雄木
植栽地調査
岩手県 新潟県 茨城県
生漆を年間1トン生産量とする場合、漆の木は約5,000本ほど消費する。苗木の時に動物の食害にあったり病気になったりとする事を考えると最低でも1万本ほど苗木を植林する必要がある。
持続可能な植林システムにするには実生からの硫酸脱蝋法による発芽法が最も適している
その廃液処理には専門の施設が岩手県北部地域にもある。
縄文漆を守る会
植林部会長
苗木部会長 大森清太郎 写真:右
広報担当 渡辺由美 写真:左下
会長 渡辺博之 写真:左上