持続可能な循環型日本固有種漆木生育システムをどうすれば良いのか
世界最古の乾漆製埋葬品
北海道函館市垣ノ島B遺跡
埼玉県内の縄文時代の漆の発掘品。
生産地として認識されるには移動の可能性のある製品よりも制作道具類に注目
「日本固有の漆木における基礎的な漆技法との関係」の研究調査を行っています。
時代、季節、産地、漆掻き技術者、年度によって漆の質が違う。
栽培種による植栽地
樹皮の感じが今までのものと違う。(写真左)成長が早く、樹液の出かたも多い品種が植林される。固有種とは呼びづらい状況ではある。(写真右)固有種は幹が細い時期でも樹皮がごつい
かつての茨城県大子地区の漆の掻き跡
右:縄文時代の漆の掻き跡
一文字型の掻き方がよく似ている
資料制作
漆の木は中国原種が世界的な定説ですが、近年の考古学、気候、など様々な角度から、日本原産論も十分に考えられます。反対意見も参考にして資料を制作しています。
ギャラリートーク/資料展示等行っています。
漆の木にアシナガ蜂が巣を作る。根元の黒い部分が漆